
楽天証券のiDeCoで最初に確認したいのは手数料
楽天証券でiDeCoを始める前に、まず確認しておきたいのが手数料です。
iDeCoは、毎月お金を積み立てながら老後資金を作っていく制度です。長く続ける前提の制度なので、毎月かかる費用を理解しておくことはとても大切です。
楽天証券のiDeCoは、楽天証券に支払う運営管理手数料が0円とされています。ここだけを見ると、「楽天証券のiDeCoは完全に無料」と感じるかもしれません。
しかし、iDeCo全体で見ると、毎月かかる費用は0円ではありません。
iDeCoでは、金融機関に支払う手数料とは別に、国民年金基金連合会や信託銀行に支払う手数料があります。これは楽天証券だけの費用ではなく、iDeCoの制度上かかる費用です。
つまり、楽天証券のiDeCoを考えるときは、「楽天証券に支払う手数料」と「iDeCo制度としてかかる手数料」を分けて考える必要があります。
楽天証券の運営管理手数料は0円
楽天証券のiDeCoでは、楽天証券に支払う運営管理手数料が0円です。
運営管理手数料とは、iDeCo口座を管理する金融機関に支払う手数料です。金融機関によっては、この手数料が毎月かかる場合があります。
楽天証券では、この運営管理手数料が0円とされています。残高や積立額、利用期間などに関係なく、楽天証券側の運営管理手数料がかからない点は、長く続けるうえで確認しておきたい部分です。
iDeCoは、数年で終わるものではありません。
20代、30代、40代から始める場合、10年、20年、30年と続ける可能性があります。そのため、毎月の手数料が少し違うだけでも、長期では差が出ます。
たとえば、金融機関の運営管理手数料が毎月300円かかる場合、1年で3,600円、10年で36,000円になります。30年続ければ108,000円です。
一方、楽天証券のように運営管理手数料が0円であれば、この部分の負担はありません。
もちろん、手数料だけで金融機関を決めるものではありません。商品ラインナップ、画面の見やすさ、普段使っている証券口座との相性なども大切です。
それでも、iDeCoは長期で続ける制度なので、運営管理手数料が0円であることは大きな確認ポイントになります。
毎月かかる口座管理手数料は171円
楽天証券のiDeCoでは、楽天証券に支払う運営管理手数料は0円ですが、毎月の口座管理手数料として171円がかかります。
内訳は、国民年金基金連合会に105円、信託銀行に66円です。
合計すると、毎月171円になります。楽天証券公式の説明でも、iDeCoの運用中には月額171円の口座管理手数料がかかるとされています。
ここは、かなり間違えやすい部分です。
「楽天証券のiDeCoは手数料0円」と聞くと、iDeCoに関する費用がすべて0円だと思ってしまう人もいます。
正しくは、楽天証券に支払う運営管理手数料は0円です。
ただし、iDeCo制度上の費用として、国民年金基金連合会と信託銀行に支払う毎月171円は発生します。
この違いを理解しておくことが大切です。
毎月171円という金額だけを見ると、それほど大きく感じないかもしれません。
しかし、iDeCoは長く続ける制度です。毎月171円は、1年で2,052円です。10年なら20,520円、30年なら61,560円になります。
この金額だけでiDeCoの良し悪しが決まるわけではありませんが、長期で積み上がる費用として、事前に知っておく必要があります。
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