
楽天証券のポイント投資とは
楽天証券のポイント投資とは、楽天グループの利用などで貯まった楽天ポイントを使って、投資信託や株式などを購入できる仕組みです。
通常、投資を始めるには現金を証券口座に入金し、そのお金で投資商品を買います。楽天証券のポイント投資では、その購入代金の一部または全部に楽天ポイントを使うことができます。
楽天証券では、楽天ポイントを1ポイント=1円として利用できると案内されています。投資信託、国内株式、米国株式などの購入に使えるため、楽天経済圏を日常的に使っている人にとっては、投資を始めるきっかけになりやすい仕組みです。
ただし、ポイントを使っているからといって、投資の性質が変わるわけではありません。購入するものは投資信託や株式です。つまり、値上がりする可能性もあれば、値下がりする可能性もあります。
ポイント投資は「損をしない投資」ではなく、「現金だけで始めるより心理的なハードルを下げやすい投資」と考えるのが自然です。
楽天ポイントで投資できる主な商品
楽天証券のポイント投資では、投資信託、国内株式、米国株式などに楽天ポイントを使うことができます。
初心者がまず理解しておきたいのは、商品によって向いている使い方が違うという点です。
投資信託は、少額から分散投資をしやすい商品です。自分で個別の会社を選ぶのではなく、複数の株式や債券などをまとめた商品に投資できます。そのため、投資を始めたばかりの人にとっては、比較的入りやすい選択肢です。
国内株式は、日本の企業の株を買う方法です。楽天証券では国内株式の現物取引にもポイントを利用できます。通常の単元株だけでなく、単元未満株や株式積立などにも対応しているため、まとまった資金がなくても使いやすくなっています。
米国株式は、アメリカの企業の株に投資する方法です。楽天証券では、米国株式の円貨決済などでポイント投資を利用できると案内されています。
ただ、初心者が最初から個別株を選ぶと、値動きの理由を理解しにくいことがあります。最初は投資信託で投資の感覚をつかみ、その後に国内株式や米国株式を学んでいく流れでも十分です。
▼楽天証券でポイント投資に対応している商品を確認する
ポイント投資はNISAでも使える
楽天証券では、NISA口座でもポイント投資が可能と案内されています。
NISAは、投資で得た利益が一定の範囲で非課税になる制度です。通常、投資信託や株式で利益が出ると、その利益に税金がかかります。しかし、NISA口座で投資した場合、制度の範囲内であれば利益に税金がかかりません。
ポイント投資をNISAで使えるということは、楽天ポイントをきっかけに、非課税制度を活用した資産形成を始められるということです。
たとえば、楽天ポイントを使って投資信託を購入し、それをNISA口座で長期保有するという使い方があります。大きな金額を一気に投資するのではなく、ポイントや少額の現金を使いながら、投資の仕組みに慣れていくことができます。
ただし、NISAで買ったからといって、必ず利益が出るわけではありません。NISAは税金面の制度であり、値下がりリスクをなくす仕組みではありません。
ポイント投資とNISAを組み合わせる場合も、買う商品、投資期間、リスクの大きさは必ず確認しておく必要があります。
ポイント投資が初心者に使いやすい理由
ポイント投資が初心者に使いやすい理由は、最初の心理的な負担を下げやすいからです。
投資を始めるとき、多くの人が不安に感じるのは「自分のお金が減ったらどうしよう」という点です。これは自然な感覚です。投資には値動きがあるため、元本が保証されるものではありません。
その点、楽天ポイントを使えば、普段の買い物などで貯まったポイントを投資に回すことができます。現金をいきなり大きく入れるよりも、始めるハードルは低く感じやすくなります。
また、ポイント投資を通じて、投資信託や株式の値動き、購入画面の見方、保有商品の確認方法などを実際に体験できます。
投資は、本を読んだり記事を読んだりするだけでは感覚がつかみにくい部分があります。少額でも実際に保有すると、価格が上がったとき、下がったときに自分がどう感じるかがわかります。
この感覚を早い段階で知ることは、長く投資を続けるうえで大切です。
ポイント投資は、大きく増やすための特別な方法というよりも、投資に慣れるための入口として使いやすい仕組みです。
楽天証券のポイント投資の始め方
楽天証券でポイント投資を始めるには、まず楽天証券の口座が必要です。
すでに楽天証券の口座を持っている場合は、楽天ポイントコースの設定や、ポイント利用設定を確認します。投資信託の積立でポイントを使う場合は、ポイント利用設定に基づいて積立注文にポイントが反映される仕組みです。
これから口座を作る場合は、楽天証券の総合口座を開設し、必要に応じてNISA口座も同時に検討します。
ポイント投資の大まかな流れは、楽天証券の口座を用意し、ポイント利用の設定を行い、投資信託や株式などの商品を選び、購入画面でポイントを使う形です。
投資信託であれば、スポット購入と積立購入のどちらにも対応しているケースがあります。スポット購入は、自分の好きなタイミングで買う方法です。積立購入は、毎月決まったタイミングで買っていく方法です。
初心者の場合は、投資のタイミングを自分で判断し続けるよりも、積立で少しずつ始める方が続けやすい場合があります。
ただし、積立設定をする前に、毎月いくらまでなら無理なく続けられるかを決めておくことが大切です。ポイントだけで足りない場合は現金も使うことになるため、生活費に影響しない範囲で考える必要があります。
▼楽天証券でポイント投資から始めてみる
ポイント投資で使えるポイントと使えないポイント
楽天証券のポイント投資では、すべての楽天ポイントが使えるわけではありません。
公式情報では、国内株式のポイント投資において、期間限定ポイントや、他ポイントから交換して保有している楽天ポイントは対象外とされています。また、楽天証券ポイントは株式投資には利用できないと案内されています。
この点は、初心者がつまずきやすい部分です。
楽天ポイントの残高があるからといって、そのすべてを投資に使えるとは限りません。通常ポイントなのか、期間限定ポイントなのかによって扱いが変わります。
期間限定ポイントは、楽天市場などでの買い物には使えても、楽天証券のポイント投資には使えない場合があります。
そのため、ポイント投資を始める前に、自分が保有しているポイントの種類を確認しておく必要があります。
「ポイントがあるのに投資に使えない」と感じた場合は、ポイントの種類や利用条件を確認するのが先です。楽天証券の画面だけでなく、楽天ポイント側の残高内訳も見ておくと判断しやすくなります。
ポイント投資のメリット
楽天証券のポイント投資のメリットは、投資を始めるきっかけを作りやすいことです。
投資に興味はあるけれど、現金を使うのは不安という人にとって、ポイントは最初の一歩にしやすい存在です。
また、楽天ポイントを日常的に貯めている人であれば、買い物で得たポイントをそのまま投資に回す流れを作れます。ポイントを単なる値引きに使うのではなく、将来の資産形成に使うという考え方です。
もう一つのメリットは、少額から投資の経験を積めることです。
投資では、最初から大きな金額を入れるよりも、少額で値動きに慣れることが重要です。価格が下がったときに焦って売ってしまうのか、落ち着いて見られるのかは、実際に保有してみないとわかりません。
ポイント投資であれば、少額から投資商品の値動きを体験できます。
さらに、NISAと組み合わせることで、長期投資の入口としても使いやすくなります。楽天証券ではNISA口座でもポイント投資が可能とされているため、ポイントをきっかけに非課税制度を活用した投資を始めることもできます。
ポイント投資の注意点
ポイント投資で最も大切なのは、ポイントで買っても投資リスクはあるということです。
楽天ポイントを使って投資信託を買った場合でも、その投資信託の価格は日々変動します。国内株式や米国株式も同じです。買った後に価格が下がれば、評価額は減ります。
「ポイントだから損をしても気にならない」と考える人もいますが、その感覚のまま投資額を大きくしていくと危険です。
最初はポイントだけだったとしても、慣れてくると現金も追加したくなる場合があります。そのときに、投資商品の中身を理解しないまま金額だけ増やすと、思った以上の値下がりに耐えられなくなることがあります。
また、ポイントの利用上限にも注意が必要です。楽天証券では、楽天ポイントを利用した買付には利用上限があると案内されています。
条件は変更される可能性があるため、実際に使う前には楽天証券の公式ページで最新の利用条件を確認する必要があります。
さらに、投資信託の注文後、約定前に他のサービスで楽天ポイントを使うと、注文が取消になる可能性があると楽天証券は案内しています。
ポイント投資をする場合は、注文を出した後にポイント残高が不足しないように注意しておく必要があります。
初心者は投資信託から考えると使いやすい
楽天証券のポイント投資を初心者が使うなら、まずは投資信託から考えると整理しやすいです。
投資信託は、ひとつの商品を買うだけで複数の資産に分散できるものがあります。たとえば、世界中の株式に投資する投資信託や、米国株式に広く投資する投資信託などがあります。
個別株の場合、自分で企業を選ぶ必要があります。業績、株価、為替、ニュースなど、見るべき情報が多くなります。
一方、投資信託は商品ごとに投資対象が決まっており、積立にも使いやすいです。もちろん投資信託にも値下がりリスクはありますが、少額から長期で続ける入口としては使いやすい商品です。
ポイント投資を「投資の練習」として使うなら、最初から難しい商品を選ぶ必要はありません。
まずは、長期で保有する前提の商品を少額で買い、値動きや画面の見方に慣れていくことが大切です。
ポイントだけで投資するか、現金と組み合わせるか
楽天証券のポイント投資では、ポイントだけで購入する方法もあれば、現金と組み合わせて購入する方法もあります。
ポイントだけで投資する場合、現金を使わずに始められるため、心理的な負担は小さくなります。ただし、貯まるポイントの量には限りがあるため、投資額は大きくなりにくいです。
現金と組み合わせる場合は、毎月の積立額をある程度安定させやすくなります。たとえば、毎月の積立額を決めておき、その一部に楽天ポイントを使う形です。
この方法なら、ポイントがある月は現金負担を少し減らし、ポイントが少ない月は現金中心で積み立てることができます。
ただし、現金を使う場合は、家計とのバランスが重要です。
投資は、生活費や近いうちに使う予定のお金で行うものではありません。急な出費に備えるお金を確保したうえで、余裕資金の範囲で考える必要があります。
ポイント投資は便利ですが、投資額を増やす理由にはなりません。あくまで、無理のない範囲で投資を続けるための補助として使うのが基本です。
楽天ポイント投資とポイント運用の違い
楽天には、ポイント投資と似た言葉として、ポイント運用があります。
この2つは混同されやすいですが、仕組みは異なります。
楽天証券のポイント投資は、楽天ポイントを使って実際に投資信託や株式などを購入する仕組みです。証券口座を使い、実際の投資商品を保有します。
一方、ポイント運用は、ポイント自体を使って運用体験をするサービスです。実際に投資信託や株式を買うわけではありません。
資産形成として本格的に投資を学びたい場合は、楽天証券のポイント投資の方が実際の投資に近い経験になります。
ただし、その分、投資商品を保有することになるため、値動きのリスクも理解しておく必要があります。
「まずは投資の雰囲気を知りたい」のか、「実際に投資商品を持って資産形成を始めたい」のかによって、使い方は変わります。
ポイント投資を続けるときの考え方
ポイント投資を続けるときは、短期間の値動きに振り回されすぎないことが大切です。
投資信託や株式は、毎日価格が動きます。買った直後に下がることもありますし、しばらく利益が出ないこともあります。
特に初心者は、少し下がっただけで不安になりやすいです。しかし、長期投資を前提にするなら、短期の上下だけで判断しない姿勢が必要です。
ポイント投資は、少額で投資の感覚を身につけるには向いています。その一方で、毎日の評価額だけを見て一喜一憂すると、投資を続けにくくなります。
大切なのは、何のために投資するのかを決めておくことです。
老後資金のためなのか、将来の資産形成のためなのか、投資の勉強のためなのか。目的がはっきりしていると、短期の値動きに振り回されにくくなります。
ポイント投資は、投資の入口としては使いやすいですが、続けるためには考え方の整理も必要です。
楽天証券のポイント投資が向いている人
楽天証券のポイント投資が向いているのは、楽天ポイントを日常的に貯めていて、そのポイントを投資に活用したい人です。
楽天市場、楽天カード、楽天銀行など、楽天グループのサービスを使う機会が多い人は、ポイントが貯まりやすい傾向があります。そのポイントを買い物の値引きだけでなく、投資に回す選択肢があるのは楽天証券の特徴です。
また、投資を始めたいけれど、いきなり現金を使うことに不安がある人にも向いています。
少額のポイントで実際に投資商品を買うことで、投資の画面や値動きに慣れることができます。
一方で、短期間で大きく増やしたい人や、値下がりをまったく受け入れられない人には向いていません。
ポイント投資であっても、投資商品を買う以上、価格が下がる可能性はあります。安全に見える仕組みでも、リスクが消えるわけではありません。
楽天証券のポイント投資を始める前に確認したいこと
楽天証券のポイント投資を始める前には、いくつか確認しておきたいことがあります。
まず、自分が使える楽天ポイントの種類です。期間限定ポイントなど、投資に使えないポイントがあります。ポイント残高だけで判断せず、利用できるポイントかどうかを確認する必要があります。
次に、どの商品に投資するかです。投資信託、国内株式、米国株式では、値動きの特徴も必要な知識も違います。初心者の場合は、まず投資信託から始めると理解しやすいです。
さらに、NISA口座を使うかどうかも確認しておきたい点です。NISAは利益が非課税になる制度ですが、制度の枠や対象商品があります。ポイント投資と組み合わせる場合も、制度内容を理解して使う必要があります。
最後に、ポイント投資をどのくらいの頻度で行うかです。
貯まったときだけ使うのか、毎月の積立に使うのかで運用の形は変わります。無理に頻度を増やす必要はありません。自分の生活に合わせて続けられる形を選ぶことが大切です。
まとめ:楽天証券のポイント投資は投資の入口として使いやすい
楽天証券のポイント投資は、楽天ポイントを使って投資信託や株式などを購入できる仕組みです。
楽天ポイントを1ポイント=1円として使えるため、普段から楽天ポイントを貯めている人にとっては、投資を始めるきっかけにしやすいサービスです。
また、NISA口座でもポイント投資が可能と案内されているため、非課税制度を活用しながら資産形成を考える入口にもなります。
ただし、ポイントで買ったとしても、投資商品を買っていることに変わりはありません。投資信託や株式は値動きがあり、価格が下がる可能性もあります。
ポイント投資は、リスクのない仕組みではなく、少額から投資に慣れるための仕組みとして考えるのが自然です。
最初は楽天ポイントを使って小さく始め、投資信託やNISAの仕組みを理解しながら、無理のない範囲で続けていくことが大切です。
▼楽天証券でポイント投資の対象商品を確認する
▼楽天証券の口座開設手順を確認する
-
-
楽天証券の口座開設方法をやさしく解説|初心者向けの始め方
※本記事には広告・PRを含みます。 楽天証券を使い始めるには、まず証券口座を開設する必要があります。 株式、投資信託、NISA、iDeCoなどを確認する前に、楽天証券で取引や積立を行うための入口になる ...