
投資をしていると、
「これはやってはいけない」
と言われる行動をよく目にします。
・高値で買わない
・焦って売らない
・感情的にならない
どれも間違いではありません。
ただし、
これらはすべて結果として見える行動です。
投資で一番やってはいけないことは、
特定の行動そのものではありません。
それは、
判断を感情に任せてしまうことです。
問題なのは行動ではなく「判断の状態」
投資では、
同じ行動でも意味が変わります。
・十分に考えたうえで行動したのか
・不安や焦りから動いてしまったのか
結果が同じでも、
判断の中身はまったく違います。
投資で問題になるのは、
「買ったか」「売ったか」ではなく、
どんな状態でその判断をしたかです。
感情は判断を急がせる
価格が動くと、
人は自然と反応します。
・下がると不安になる
・上がると取り残された気がする
・他と比べて焦る
こうした感情は、
「今すぐ何かしなければいけない」
という錯覚を生みます。
しかし、
投資において
本当に急いで判断しなければならない場面は
それほど多くありません。
感情に任せた判断が続くとどうなるか
感情を基準に判断していると、
次のような状態に陥りやすくなります。
・判断に一貫性がなくなる
・その場しのぎの理由を作り始める
・あとから後悔する判断が増える
この状態になると、
結果がどうであれ、
投資は安定しなくなります。
これは知識不足ではなく、
判断の土台が崩れている状態です。
「何もしない」という判断を否定しない
感情が強く動いているときほど、
「何か行動しなければ」
と感じやすくなります。
しかし、
これまでの記事でも触れてきた通り、
投資では
何もしないという判断が
最も合理的な場合もあります。
動かないことは、
逃げでも失敗でもありません。
判断した結果、動かない
という選択も、立派な投資判断です。
感情を前提に、判断を組み立てる
感情を完全になくすことはできません。
だからこそ大切なのは、
感情がある前提で
判断の仕組みを作ることです。
・長期で考える
・分散する
・頻繁に価格を見すぎない
これらはすべて、
感情が判断を支配しすぎないようにするための
現実的な工夫です。
まとめ
投資で一番やってはいけないことは、
失敗することでも、
損を出すことでもありません。
それは、
感情に流されたまま判断を繰り返すことです。
判断の質を守ることが、
結果として
投資を長く続ける力になります。
次の記事では、
ここまでの心構えを踏まえたうえで、
「このサイトが大切にしている投資の考え方」
を整理していきます。
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このサイトが大切にしている投資の考え方|続けるための判断を積み重ねる
このサイトでは、「何を買えばいいか」「どうすれば儲かるか」といった話を、最初から中心には置いていません。 それは、投資において本当に大切なのは、商品そのものよりもどんな考え方で投資と向き合うかだと考え ...