
投資を始めると、
多くの人が同じ疑問にぶつかります。
「結局、どの商品を選べばいいのか」
「一番いい投資先は何なのか」
しかし、
投資において
誰にとっても正解になる商品は存在しません。
これは精神論ではなく、
投資の仕組みそのものから来る話です。
前提が違えば、正解も変わる
投資では、
次のような前提が人によって異なります。
・投資の目的
・使う予定の時期
・投資に回せる金額
・価格変動への耐性
これらが違えば、
同じ商品であっても
評価はまったく変わります。
ある人にとっては
安心して持ち続けられる商品でも、
別の人にとっては
不安が大きすぎる場合もあります。
前提が違う以上、
正解が一つに決まらないのは自然なことです。
結果が良かった商品=正解ではない
「過去に成績が良かった商品」
が正解のように扱われることもあります。
しかし、
過去の結果は
その時点の環境での結果にすぎません。
経済環境や市場の状況は、
常に変化しています。
一時的にうまくいった商品が、
将来も同じように機能するとは限りません。
結果が良かったことと、
判断として正しかったことは別
という視点が必要になります。
正解を探すほど、判断は他人任せになる
「おすすめの商品」
「これを買えば大丈夫」
こうした情報を探し続けている状態は、
判断を自分でしているようでいて、
実は他人に委ねています。
もちろん、
情報を集めること自体は大切です。
ただし、
最終的な判断の理由が
「誰かがそう言っていたから」
だけになってしまうと、
状況が変わったときに
判断ができなくなります。
投資は選択肢を理解する行為
正解の商品が存在しない以上、
投資で大切になるのは、
「正解を当てること」ではありません。
重要なのは、
選択肢の特徴を理解することです。
・どういう仕組みか
・どんな場面に向いているか
・どんなリスクがあるか
こうした点を理解していれば、
環境や自分の状況が変わっても、
考え直すことができます。
判断は、あとから修正していい
投資では、
最初から完璧な判断をする必要はありません。
むしろ、
経験を積みながら
判断を調整していく行為そのものが
投資です。
正解を一度で選ぼうとすると、
動けなくなったり、
判断を先延ばしにしてしまいます。
まとめ
投資において、
誰にとっても正解になる商品は存在しません。
それは、
投資が
人それぞれの前提の上に成り立つ行為
だからです。
正解を探し続けるよりも、
自分の前提を理解し、
選択肢の違いを知る。
それが、
投資で迷い続けないための
現実的な考え方です。
次の記事では、
「投資で一番やってはいけないこと」
について、
ここまでの話を踏まえて整理していきます。
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