
投資を始めてしばらくすると、
多くの人が次の状態に入ります。
「不安ではあるけど、決めきれない」
「何か選ばなきゃいけない気がするけど、動けない」
これは珍しいことではありません。
そして、この状態が続く理由には、はっきりとした共通点があります。
迷いは「慎重だから」ではない
投資で迷っていると、
「自分は優柔不断なのでは」
「判断力が足りないのでは」
と思ってしまいがちです。
ですが、迷い続ける原因は性格の問題ではありません。
情報の扱い方に原因があります。
投資について調べれば調べるほど、
選択肢は増え、意見は分かれ、判断が難しくなっていきます。
情報が増えるほど、決められなくなる
投資に関する情報は、とにかく多いです。
・この商品がいい
・あれは危ない
・今は買い時だ
・まだ待つべきだ
どれも一理があり、完全に間違っているとは言い切れません。
その結果、
「もっと良い答えがあるのでは」
と考え続け、決断が先延ばしになります。
迷いは、情報不足ではなく、
情報過多によって生まれていることがほとんどです。
「正解を選ばなければならない」という思い込み
迷い続けてしまう最大の原因は、
投資には正解があると思い込んでしまうことです。
どれが正しいのか
どれを選べば後悔しないのか
そう考え始めると、
どの選択も怖くなってしまいます。
ですが現実には、
投資に「あとから見て完璧な正解」は存在しません。
迷いが続くと、行動しなくなる
迷っている状態が長く続くと、
次第に「何もしないこと」が選択になります。
・決められない
・動けない
・様子を見る
一見すると慎重な判断に見えますが、
この状態が続くと、投資そのものが前に進まなくなります。
迷い続けることは、
安全でも正解でもありません。
大切なのは「納得できるかどうか」
投資で必要なのは、
未来の正解を当てることではありません。
その時点の情報と、自分の考え方をもとに、
納得して判断できるかどうかです。
納得できていれば、
多少の変動があっても判断は揺らぎにくくなります。
迷いが減らないのは、
判断材料が足りないからではなく、
判断の基準が定まっていないからです。
迷いを減らすために必要な視点
迷いを完全になくすことはできません。
ですが、減らすことはできます。
そのためには、
「どれが正解か」ではなく、
「自分はどう向き合いたいか」を考えることが重要です。
投資は選択の連続ですが、
すべてを完璧に選ぶ必要はありません。
まとめ
投資で迷い続けてしまうのは、
判断力が足りないからではありません。
情報が増え、正解を探そうとするほど、
人は決められなくなります。
大切なのは、
未来の正解を探すことではなく、
今の自分が納得できる判断を積み重ねることです。
迷いは、考えている証拠です。
その迷いをどう扱うかが、
投資を続けられるかどうかを左右します。